一般的に生理が早まったり、遅れたりすることを生理不順といいます。特徴として、生理が始まってから次の生理が始まるサイクルが25日未満と短い、もしくは39日以上と長い、また生理が2日以内で終わる、もしくは8日以上続くことが挙げられます。
自律神経の乱れを引き起こす強いストレスや不規則な生活、過激なダイエットなどによる栄養不足、痩せすぎ・太りすぎ等の生活の乱れが原因になっている場合と、卵巣や子宮等をはじめとした全身の病気が要因となっている場合があります。
生理不順にも種類があり、生理周期の乱れや経血量により以下の6種類に分けられます。
月経過多は、経血量の増加、日中夜用のナプキンを使用する日が3日以上ある、昼用ナプキンを1時間以内に交換する、経血に大きなレバー状の塊が混じる等の症状が目安になります。
月経過少は、経血がナプキンが必要ないくらい少量、生理が来ても気づかないうちに終わるくらい軽い等の症状が目安になります。
症状に応じて、カウンセリング、生活指導を行ったり、内服薬やホルモン投与を行いながら治療します。