旅行や結婚式などのイベントに生理を重ねたくないなど、個人的な理由で月経のタイミングを調節することができます。女性アスリートやダンサー、芸術家など、仕事の関係でコントロールしたいというようなニーズに応えることもできます。一方、中には、医学的に必要と判断して行うこともあります。
ずらしたい生理の1回前の生理中、月経3~5日目に薬を飲み始め、10~14日内服して中止すれば、数日以内に生理が起きます。つまり、生理がきてほしくない日程よりも前に、生理を終わらせる方法です。
月経開始が予想される日にちの5-7日前を目安に内服をはじめて、遅らせたいタイミングまで内服をすることで月経を遅らせることができます。ただし、期間が長期になってしまうと、途中で出血が生じてしまうことがあるので注意が必要です。
また、早める場合と比べ、使用する薬の副作用が出やすいというデメリットがあります。嘔気、頭痛などです。
診察料と薬代を含めて、多くは3,300〜4,000円(税込)です。内服する期間によって、費用が変動します。日数が長い場合は4,000円以上かかることもあります。
基本的に、月経短縮(早めたい場合)は、3,520円(税込)、月経延長(遅らせたい場合)は、10日以内の内服であれば3,300円で、1日増える毎に110円ずつかわります(例えば、14日内服なら3,740円)。
気軽に受診ください。
女性ホルモンが含まれるお薬を飲むことになります。吐き気、頭痛、浮腫(むくみ)などの副作用が出る可能性があります。内服期間は短期間になると思いますので、ほとんど問題にならないことの方が多いです。