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自由診療の料金はどうやって決まる?クリニックによって料金が違う理由とは?

自由診療の料金はどうやって決まる?クリニックによって料金が違う理由とは?

2021-09-18 Uncategorized

目次

1. そもそも自由診療とは?

2. 自由診療の料金の決まり方

3. 受診者ファーストなクリニック選びを

1. そもそも自由診療とは?

自由診療とは、健康保険・国民健康保険・後期高齢者医療制度といった公的医療保険が適用されない診療のことです。その名の通り、医師と患者の間で自由に治療に関する契約を決めることができます。自由度が高い代わりに診療代は全額負担する必要があります(保険診療は最大3割負担)。保険診療においては細やかな規定があるため受けることができない治療も多いですが、自由診療であれば最先端の技術を用いた治療や、厚生労働省に承認されていない薬を投薬してもらったりもできます。特に抗がん剤に対しては、医療のめざましい進歩により日々改良が繰り返されているものの、国内では承認されていなかったり、承認まで長い時間がかかってしまうことも少なくないため、自由診療に頼らざるを得ない状況になっています。また、女性の利用率が高い美容整形等も自由診療に区分されます。

2. 自由診療の料金の決まり方

保険診療であれば、料金を決める基準となる点数計算表が国から決められているため、診療内容に対してクリニックによって料金が変わることはありません。しかし自由診療はクリニックによって料金が変わってきます。この診療費はクリニックの院長によって決められるわけですが、どういう基準で決められているのでしょうか。実はこの自由診療の診療費の決め方には全く基準がなく、院長が独自の裁量で決めるものになります。普通に商品を売るようなもので、需要と供給、受診者に提供できる価値、粗利の割合等を考慮して決定されます。もちろん景気や地域によっても変わってきます。しかし、医師は価格決定のプロではありません。だからこそ受診者である皆さんは治療内容に対してその価格が妥当なのかを、医師の話をしっかり聞いて判断する必要があります。一般に、医療は付加価値が大きく技術も必要なため、飲食店等と違い、原価に対して診療費はかなり高めに設定される傾向にあります。インターネット上の知識も参考にしながら、適切な価格で適切な治療を受けられるよう意識しましょう。

3. 受診者ファーストなクリニック選びを

自由診療の価格設定に関してもそうですが、「受診者を第一に考えたクリニックであるか」というのは重要なポイントです。昨今新型コロナウイルスの蔓延もありクリニックの在り方が見直され、各クリニックによって様々な対応がとられています。受診者側としては、少しでも安心して最適な医療を受けられるようなクリニック選びをしたいですよね。人との接触が少ない、院内滞在時間が短い、密な空間でない等が現代のクリニックに求められる条件になっています。 ゼロマチクリニック天神は、PCR検査やアフターピル処方などは、自由診療にて行っています。

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