ロゴの画像
HPVワクチンの「定期接種」と「キャッチアップ接種」ってなに?受けないとどうなる?

HPVワクチンの「定期接種」と「キャッチアップ接種」ってなに?受けないとどうなる?

2023-04-14 Uncategorized

子宮頸がんの原因とされるHPV(ヒトパピローマウイルス)の感染を予防するためには、HPVワクチンの接種が有効とされています。

対象者にはHPVワクチンを無料で接種できるよう「定期接種」と「キャッチアップ接種」が設けられています。

予防接種法に基づく「定期接種」

定期接種には、「A類疾病」と「B類疾病」があり、「A類疾病」は誰もが受けるべき予防接種で、対象の年齢に、住まいのある市町村で接種する場合などは、公費で接種することができ、HPVワクチンはこのA類疾病にあたります。また、「B類疾病」の予防接種は、費用の一部に公費負担となる場合があります。どちらも、病気ごとに定められた接種期間がありますので、適切な期間内に接種することが大切です。

予防接種法に基づく定期接種以外の、個人の感染症予防のための予防接種や、定期接種の対象年齢で受けることができなかった予防接種のことを「任意接種」と言います。

参照:厚生労働省>感染症情報>予防接種情報>よくある質問(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/kihonteki_keikaku/index_00001.html

HPVワクチンの「定期接種」について

対象:小学校6年生〜高校1年生の女性(保護者の同意が必要)

種類:サーバリックス(2価HPVワクチン)・ガーダシル(4価HPVワクチン)・シルガード(9価HPVワクチン)の3種類のうち1種類(HPVワクチン3種の詳細はこちら)

期間:種類別に半年〜1年の間に決められた回数を接種(HPVワクチン接種期間の詳細はこちら)

「キャッチアップ接種」で受けそびれた方も再び対象に

HPVワクチンは積極的なワクチン接種の勧奨を差し控えられていた時期があり、接種する機会を逃した世代を対象に、経過的措置として公平な接種機会を確保する「キャッチアップ接種」という制度がとられています。

【キャッチアップ接種対象者の条件】

決められた接種回数をキャッチアップ期間内に接種できるように、お早めに医療機関にお問いわせください。

HPVワクチンは主に子宮頸がんの原因となるウイルスの感染から守ってくれるものです。定期接種・キャッチアップ接種が可能な期間内での、早めの接種をお勧めします。

ゼロマチクリニック天神のHPVワクチンに関する費用や接種対象者の確認につきましてはこちらをご参照ください。

参考資料

厚生労働省ホームページ 
ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの接種を逃した方へ~キャッチアップ接種のご案内~https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou/hpv_catch-up-vaccin

新着記事