ロゴの画像
インフルエンザワクチンや新型コロナワクチン、HPVワクチンと同時接種できる?

インフルエンザワクチンや新型コロナワクチン、HPVワクチンと同時接種できる?

2023-04-17 Uncategorized

ワクチンの「同時接種」とは、同一人物が2種類以上のワクチンを同時に接種することです。

同時接種は主に、赤ちゃんや子どもに有効な接種方法といわれています。子どもは大人に比べて免疫力が弱く、感染症にかかるリスクが高いです。ワクチン接種で免疫が出来るまでには時間がかかるため、1種類ずつ間隔を空けて接種していては免疫が間に合わず予防出来なくなる場合があります。 ただし、ワクチンによっては互いに干渉し合う可能性から、同時に接種できる種類や量に制限がある場合があります。また、個人の免疫力や体調によっては、同時接種が適切でない場合もあります。そのため、ワクチンの同時接種については、医師と相談のうえ行うことが重要です。

同時接種のルールについて

2020年10月から、厚生労働省は下記3つのルールさえ守れば、異なるワクチンでも同時に接種できるよう規定変更を行いました。

それに伴いHPVワクチンも、医師と相談の上であれば、その他のワクチンと同時接種が可能です。

HPVワクチンと同時に接種したいワクチンがある場合

【新型コロナワクチン】

原則として、新型コロナワクチンとHPVワクチンの同時接種はできません。新型コロナワクチンは接種間隔を2週間必要とするため、いずれか一方のワクチンを接種した後に間隔をあけて、異なる一方のワクチンを接種します。両ワクチンの接種を考えられている方は、スケジュールが重ならないよう事前に計画を立てることが必要です。

【インフルエンザワクチン】

インフルエンザワクチンは間隔を空ける必要がないため、HPVワクチンと同時に接種することが可能です。同日、翌日でも同時接種できます。

ゼロマチクリニック天神のHPVワクチンについてはこちらをご参照ください。

参考資料

厚生労働省HP 〜ワクチンの接種間隔の規定変更に関するお知らせ〜https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou03/rota_index_00003.html

新着記事