コラム「子宮頸がんワクチンを無料で打てるのが、小学校6年生から高校1年生までなのはなぜ?」を公開しました。
子宮頸がんの原因となるHPV(ヒトパピローマウイルス)というウイルスの感染を予防するためのワクチンのこと。
日本では、年間約1万人が子宮頸がんにかかり、約2800人の死者がでています。
HPVワクチンの接種により、子宮頸がんをはじめとする感染症にかかること、そして子宮頸がんなどによって死亡するリスクを減らすことができます。
日本では1日に約8人の女性が
子宮頸がんによって亡くなっています
HPVの感染症は子宮頸がんが最も代表的ですが、他にも中咽頭がん、肛門がん、膣がん、外陰がん、陰茎がんなどの発症に関連します。また、尖圭コンジローマと呼ばれる男女の陰部、肛門、尿道口にできやすいぶつぶつの原因になることもあります。
主に性交によって感染します。また、感染しやすいウイルスでもあり、性交経験のある女性の多くが感染しています。したがって、性交経験が少ない年齢での接種が望ましく、小学校6年生〜高校1年生までが推奨年齢(12歳〜16歳)とされています。そして、この年齢での接種は感染対策上の重要度が高いため、行政が費用負担する(無料で受けられる)「定期接種」になります。
2022.07.11 #接種対象のみなさんへ
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2022.07.10 #接種対象のみなさんへ
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