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生理前のイライラ…なんで?PMS(月経前症候群)について解説

生理前のイライラ…なんで?PMS(月経前症候群)について解説

2021-10-25 Uncategorized

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PMS: なぜかイライラ、集中できない、が生理に関係している!

なぜか生理前に、わけもなくイライラしたり、いつものように仕事や勉強に集中できないことはありませんか?そうした症状が生理周期と関係している場合には、PMS(月経前症候群)かもしれません。PMS(月経前症候群:premenstrual syndrome)とは、生理が始まる3~10日ほど前から身体や心にいろいろな症状が起こることを指します。これらの症状は生理の開始とともに弱まったり無くなったりします。

目に見えない不調について知ろう

生理前のイライラなど、PMS(月経前症候群)は目に見えない精神的な不調が多く見られます。また、身体の不調をきたすこともあります。

精神的な不調は、たとえば、

また、身体的な症状としては、

などがあります

これらの症状には個人差があります。精神的不調が強い場合は月経前不快気分障害(premenstrual dyspholic disorder : PMDD)と診断されます。PMDDは、抑うつ気分、不安・緊張、情緒不安定、怒り・イライラの4つの症状が中心となります。発症する原因や詳しい病態についてはまだ明らかにはなっていません。

PMSと上手につきあおう

毎月やってくるPMSによる不調は、あなた自身や周りの環境のせいではなく、ホルモンによる影響であると知ることが大切です。PMSというものがあることを知るだけでも、症状が緩和されることがあります。

対策としては、自分が心地いいと思える場所に行く、規則正しい生活習慣を心がけてみる、軽い運動をする、リラクゼーションを行うなどが効果的です。また、体調の変化を日記やカレンダーに記録することで、事前に準備ができるようになります。生理の始まる1~2週間前を目安に自分の身体と心の状態を振り返るようにしましょう。

薬による治療としては、低用量ピルなどで排卵を抑える方法、精神安定剤や鎮痛剤、むくみ対策のための利尿剤等を処方する方法、個人に合わせて漢方薬を処方する方法などがあります。

女性はライフスタイルによるストレスへの影響が生理やPMS(生理前症候群)に大きく関わります。自分の体と心に向き合っていくことが大切です。

ゼロマチクリニックでは、診断後ピルの処方が可能です。ピルの服用は、その後の妊娠には影響を与えません。クリニックは西鉄天神駅から徒歩0分の場所に位置しています。お気軽にご相談ください。

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