あなたのお財布、パンパンに膨らんでいませんか?たくさんのポイントカードに加えて、紙やプラスチックの診察券も、たくさん紛れているのではないでしょうか。1年に何回使うかわからないものも、結構あるのでは?
でも、いざという時のために、財布に入れておくとなんとなく安心。再発行にお金のかかる病院もあったりするし、なかなか財布以外のところに移す決心もしづらいでしょうね。
ところで、この診察券を並べてみてわかるのは、大きさも素材も厚みもデザインも医療機関ごとにバラバラだということ。縦型もあれば横型もある。書いてあることも、診療時間だったり、診察科目だったり、たくさんの情報がびっしり書かれているものもあれば、内容は少なく、見た目がスッキリしたものもある。一言で言うと、フォーマットが統一されていない。なんだか不思議ですね。
バラバラな診察券だけれど、その持ち主、つまりあなたの名前はどの診察券にも書かれています。そして、もう一つ番号が書かれています。クリニックの受付が必要としているのはこの2つです。診察券の利用目的は、ズバリ「本人認証」にあります。どういうことかというと、一人一人に作られたカルテがあり、それはあなたの名前とクリニックが定めた番号(患者ID)によって管理されています。ですから、名前と番号がカルテと一致しているかをしっかり確認することがクリニック側に求められています。
本当は保険証があれば、確認ができたりもしますが、月1回の提示で済んでいますから月に2回以上来る人のためには、受診券・診察券があった方がいい、というのがクリニックの都合です。
もし、名前と患者ID(番号)がわかればいいなら、それを画像やら、バーコードやら、QRコードのようにしてしまい、スマホで表示するようにすればいいのではないか?と気づいたあなたはスルドイ。そうなんです、診察券が画像やバーコードの形で、もし、スマホに入っていれば、財布はもっとスリムになるはず。スマホが膨らんでいくことだって、もちろんありません。
では、なぜ診察券が未だに紙やプラスチックのままなのでしょうか?それは、電子マネーがクリニックの受付で使えないようになっているのと同様、クリニック側に経済的な負担がかかるからです。そして、すでに診察券を発行してしまっているクリニックの場合、電子化して全員の診察券を画像に置き換えるためには、移行措置など、面倒なことが起こります。
最初から診察券をコードにして、スマホから読み取るようにすればいい。大画面裏のゼロマチクリニック天神は、そんな発想で、紙の診察券を使わないことにしました。
ゼロマチクリニック天神では、一貫した受診者ファーストの理念のもと、新型コロナ渦でも安心して来院できる仕組みをはじめとし、土日診療や夜20:00までの診療時間、診察後すぐ薬局に行けるなど、 数多くの工夫を施しております。