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低用量ピルって避妊薬と違うの?ピルと避妊薬の違いを解説!

低用量ピルって避妊薬と違うの?ピルと避妊薬の違いを解説!

2021-06-02 Uncategorized

目次

低用量ピルは避妊薬です。ただ、他にも良い効果があります

低用量ピルは、正しく服用すれば、ほぼ100%の避妊効果を持つ、とても効果の高い避妊薬です。そして、避妊だけでなく、たくさんの良い効果(副効果)があります。例えば生理痛、生理不順、過多月経やそれに伴う貧血、PMSなどに有効です。

低用量ピルは生理痛や過多月経にも効く

月経痛は、ピルを服用することで、自然に比べて子宮内膜から生成される痛みの物質が減少することによって軽減されます。また、自然に比べて子宮内膜の増殖量が減るために、出血量が減り、月経量が多いことでお悩みの方にも有効です。

PMSにも有効

女性のからだは、黄体期と呼ばれる排卵から月経が起こるまでの間に、この二つのホルモンが急激に低下します。そのことが脳内のホルモンなどに影響を及ぼすことで、生理にまつわるさまざまな症状(月経随伴症状)を引き起こします。もともとは避妊薬として開発された低用量ピル(OC)ですが、それに含まれる成分も、卵胞ホルモン、卵黄ホルモンです。低用量ピルを飲むことで、黄体期に起こるこの二つのホルモンの変動が抑えられることで、PMSに効果があると考えられています。ただし、これらの症状にピルがすぐ効くわけではありません。飲み始めてから3ヶ月くらいまでは、PMSと同じような症状、たとえば吐き気、めまい、頭痛などという副作用があります。これは、身体が低用量ピルに対してなれていないために起こるものですが、以降はPMSの症状が軽快します。

ゼロマチクリニック天神では、対面診療のほか、オンラインでのピル処方も行っています。

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