2023年4月より公費の対象となったことで、関心が高まっている9価のHPVワクチン。 半年ほど経過した現在、その安全性について気になっている方も多いのではないでしょうか。
2023年4月28日、厚生労働省より、9価のHPVワクチンの副反応疑いについての報告がありました。
なお、9価のHPVワクチン販売開始から2022年12月31日までに報告された副反応疑いのデータについては下記の通りです。
※副反応疑い報告については、医薬品と因果関係が不明なものを含め、製造販売業者又は医療機関から報告されたものであり、個別に医薬品との関連性を評価したものではありません。副反応疑いがあったとの報告の割合は累計でも0.04%以下です。
さらに、医薬品の副作用や健康被害に関しての調査を行なっている機関、PMDA(独立行政法人医薬品医療機器総合機構)の9価のHPVワクチンに関しての報告書では、2023年1月20日に開催された厚生労働省の審議会において、9価のHPVワクチンの副反応疑い報告状況や、接種後の多様な症状の発現リスクに関する追加の医薬品安全性監視活動の中間報告を加味し、ワクチンの安全性について、重大な懸念は認められないと判断されています。
ゼロマチクリニック天神ではHPVワクチン接種を実施しております。
第93回副反応検討部会・令和5年度第1回安全対策調査会(2022年10月1日~2022年12月31日報告分)
独立行政法人医薬品医療機器総合機構 審査報告書