GYNECOLOGY · Cystitis
膀胱炎
主に大腸菌などの細菌が尿道口から侵入し、膀胱内の粘膜に炎症を起こすことで発病します。女性に多く見られ、放置すると腎盂腎炎など重篤な疾患に進行することもあります。
AT A GLANCE
要点
主な症状
排尿痛・頻尿・残尿感・尿混濁
原因
大腸菌など細菌感染
治療
抗生剤3〜5日間
予防
水分摂取・排尿を我慢しない
SECTION 01
原因
膀胱に菌が入り身体が排除できないことで起こります。原因菌は大腸菌が多く、菌が膀胱の中で増えて炎症を起こします。妊娠中は抵抗力の低下やホルモンの影響で尿道括約筋が緩みやすく、細菌が膀胱に入り込みやすいため、膀胱炎を起こしやすくなります。
SECTION 02
症状
- 排尿時に痛みを感じる
- トイレに行く回数が今までより増えた(頻尿)
- 残尿感がある
- 尿が白くにごっている
- 急に強い尿意を感じることがある
上記に加えて高熱・背中や腰の痛み・寒気・吐き気・強い倦怠感が現れた場合は、腎盂腎炎や敗血症など重篤な疾患に進行している可能性があります。速やかにご相談ください。
SECTION 03
検査・診断
尿検査で潜血反応・白血球・原因菌などを調べます。一定数以上の白血球や細菌があれば膀胱炎と診断され、結果は当日中に判明します。血尿の症状が強い場合や症状が長引く場合には超音波検査、菌の種類や薬の効果を調べる場合には尿培養・薬剤感受性検査(結果まで1週間程度)を行います。
SECTION 04
治療
抗生剤を3〜5日間服用します。細菌の種類によっては処方薬が効かないことがあり、その場合は尿培養や感受性検査の結果に基づいて薬を変更し治療を続けます。1〜2週間後に尿検査で治癒を確認する必要があります。
内服薬で効果が見られない場合には、点滴治療を行うことがあります。別の疾患が背景にある場合はその疾患に対する治療も並行します。
SECTION 05
予防
トイレを我慢しない
尿意を感じたら早めに
水分を1日2L以上
菌を洗い流す
正しい拭き方
前から後ろに向かって拭く
生理用品はこまめに交換
おりものが多い時期も同様
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