DERMATOLOGY · Acne Vulgaris
にきび
にきびは多くの方が経験する非常に身近な病気です。顔や背中にできやすく、炎症がひどいと痕が残ることも。早期の受診で改善が期待できます。
AT A GLANCE
要点
好発時期
思春期前後、大人にも
主な原因
皮脂・毛穴詰まり・アクネ菌
治療
外用薬・内服薬で改善
背景疾患
PCOS 等ホルモン異常も考慮
SECTION 01
概要
青春のシンボルと呼ばれることもあり、多くの人は思春期前後にかかりますが、大人になってはじめてできる方もいます。女性に多く、ストレス・睡眠不足・不規則な生活・不適切なスキンケアなどが原因で生じます。
無月経や毛が濃くなるなどの症状も同時にある場合、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)などのホルモン異常を認めることもあります。お早めにご相談ください。
SECTION 02
原因
皮膚の脂(皮脂)の分泌や、毛穴に脂がたまることで生じます。アクネ菌はどの毛穴にも見つかる常在菌ですが、増殖することで炎症を起こしたり、膿をつくったりします。
SECTION 03
症状
初期
面皰(めんぽう)— 脂が毛穴にたまる
進行
菌が増殖し炎症を起こす物質を産生、皮膚に炎症
悪化
周囲に炎症が広がり膿ができ、治癒後に瘢痕(にきび痕)が残ることも
SECTION 04
検査・診断
通常は特別な検査を必要としません。ただし、無月経などの症状を合併している場合は、血液検査や超音波検査などが必要になることもあります。
SECTION 05
治療
アダパレン(ディフェリンゲル)
毛穴のつまりに効果のある塗り薬
抗生物質の塗り薬
炎症が強い場合に組み合わせて使用
漢方薬
体質・症状に応じて併用することも
低用量ピル
月経困難症がある方は、内服でにきびの改善も期待
関連ページ
REFERENCES
- 尋常性痤瘡治療ガイドライン2017
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