GYNECOLOGY · Condyloma Acuminatum

尖圭コンジローマ

ヒトパピローマウイルス (HPV) の感染による性感染症で、外陰部から肛門周辺にかけて先の尖った痛みのないイボができます。男女ともに発症し、自覚症状が少ないため気付きにくいことも。子宮頸がんの原因となるHPVとの同時感染にも注意が必要です。

AT A GLANCE

要点

  • 原因ウイルス

    HPV 6型・11型 (低リスク型)

  • 症状

    外陰部・肛門周辺の尖ったイボ

  • 同時感染注意

    HPV 16・18型の可能性も

  • 当院の治療

    軟膏治療 (液体窒素・レーザーは非対応)

SECTION 01

原因

HPVには多数の型があり、感染症を起こす場所が異なります。尖圭コンジローマは主にHPV 6型・11型で、発がん性は極めて低いウイルスです。ただし、子宮頸がん発症リスクの高いHPV 16型・18型など悪性のウイルスと同時感染することも少なくありません。感染者との性交渉でイボにあるHPVが相手の粘膜に接触し侵入するのが大半のケースです。

SECTION 02

症状

女性

  • 腟内
  • 外陰部
  • 子宮口
  • 肛門・口腔内 (稀)

男性

  • 陰嚢
  • 尿道
  • 陰茎
  • 肛門・口腔内 (稀)

イボは柔らかめの膨らみから始まり、次第に尖ってカリフラワー状 (鶏冠状) になっていきます。かゆみ・痛み・不快感を伴うこともあり、不規則な形でまばらに現れるのが特徴です。

SECTION 03

検査・診断

特徴的なイボから視診で診断可能です。まれに悪性化リスクのあるHPVが混在していることがあるので、イボが大きい場合や多発している場合は組織を採って病理検査を行うことがあります。

SECTION 04

治療

主な治療法は3種類あり、併用することが多いです。

  • 軟膏治療

    イボと周囲にウイルスへの免疫を高める軟膏を塗布 (当院で対応)

  • 液体窒素凍結療法

    -196℃ の液体窒素でイボを凍結・排除 (当院非対応)

  • 手術療法

    レーザー・電気メスで切除・焼灼。再発の可能性は高め (当院非対応)

当院では、液体窒素やレーザーによる治療は行っておりません。ご希望の場合は他院をご案内します。
治療後もイボが再発することが多いため、数か月〜2年程度の経過観察をおすすめします。

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