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子宮頸がん検診

概要

子宮頸がんの予防のための検査です。20歳以上の女性に対して2年に1回の検診が推奨されています。

子宮の入り口付近の頸部を専用のブラシで擦って細胞を集め、顕微鏡で異常な細胞がいないかを見つける検査を行います。結果が出るまで1週間弱かかります。

なお、HPVワクチン(子宮頸がんワクチン)を接種した方も子宮頸がん検診を受けることが推奨されています。血液の混入による正確な診断ができなくなるのを防ぐために、月経中は避けて検査を受ける必要があります。

子宮頸がん検診の際、併せて超音波検査も受けることで、婦人科腫瘍(子宮体がんや卵巣がんなど)や婦人科疾患(カンジタ腟炎など)が偶然見つかることもあります。

注意点

費用

検査対象

20歳以上の女性

検診期間

2年に1回の定期健診(低用量ピルを内服中の方は、1年に1回の検査をおすすめします)

検査・診断の流れ

  1. 問診:ワクチン接種の有無などを伺います。
  2. 腟鏡診:子宮頸部の観察を行います。
  3. 細胞診:子宮頸部から専用のブラシを用いて細胞を採取し、異常な細胞が出現していないか顕微鏡で調べます。採取にかかる時間は通常1分以内です。少量の出血を伴う場合もありますが、数日以内に自然に止まります。

細胞診で異常を認める場合、以下の精密検査を受診する必要があります。